豪州にいると私のような小柄な人間は目立たなくなるのは良いが、大きな人たちの中に入っていると自分の身体のアンバランスが（つまり肥満が）気にならなくなってしまうという、非常に相対的な価値観に惑わされてしまうという状況に安易に落ち込むものである。
帰国するやいなや、気がつくのは結構また太ったんじゃないかということで、またまた心配を醸し出す。多分、これは私だけの感じ方ではないらしい。
もうひとつ再確認したのは、日本語には特有に存在していた女性の話し言葉特有の美しさがやはりほとんど失われてしまったんだなということだった。こんなところまで他国文化（ま、ありていにいえば米国文化だが）に汚染されていたんだったなということか。
