フロリダに暮らしているかつての職場の同僚が久しぶりに一時帰国した。本屋に行きたい、衣料品店に行きたい、美味しい日本食が食べたい、という要望に応えてあっちに行ったりこっちに行ったり。そして遊び仲間だった7人が集まって美味しいつまみが次から次に出てくる小料理屋でバカな想い出話をしながら酒を呑んだ。
「え、あの人は亡くなっていたのか」という話やら「え、君のお父さんはもう95歳なの?!すごいねぇ」やらそうした話題には事を欠かない。こうしてまたこの仲間もひとつ歳をとっていく。
街は寒さを増して、忘年会シーズン真っ盛りを感じさせる。