ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

NHK

 ついつい桜に見惚れて帰宅が遅れ、帰ってきたらNHK BS-hiでの「証言記録:兵士たちの戦争『東部ニューギニア 絶望の密林戦〜宇都宮239連隊〜』」の再放送を見逃す。やっぱりDVD機のやり方をもう一度勉強して録画できるようにしないとこんな事ばかり起きそうだ。昔だったらこんな事はなかったのに、どんどん仕掛けが面倒なことになってきて、おじさんはそろそろついていけないのだ。負けちゃいられない。

 NHK総合テレビ19時半からのローカル番組、特報首都圏「都会の高齢者 漂流の果てに〜追跡 老人施設火災〜」で先日の渋川での無認可高齢者施設の火事について。この番組は金曜日の夜、他の平日だったら「クローズアップ現代」の枠で、ローカル「クローズアップ現代」といった様子。
 立教大・コミ福の服部先生が出てこられて、いつものようにきっぱりとはっきりと問題点を指摘。もうこういう状況であることはわかっているわけで、個室特養も確かにレベルという点では申し分はないけれど、今必要なのは、そしてこれから先最も問題になるのは絶対的に足りない施設のベッド数であり、4ベッド室もやむを得ないではないかという話だ。
 もちろん、許されるのであれば個室で絶対数が満たされることが理想ではあるだろう。しかし、現状を素直に見れば、高齢者の施設要介護者に対して受入施設数が少しくらい足りなくてもしょうがないではないかという行政のスタンスに大きな問題がある。
 土地が確保できない都心の行政区は住所登録生活保護支給もその都心の行政区担当のままで他行政区内で施設建設をして民間委託運営するということができればよいのではないだろうか。それが地方行政関連法案によって実施できないのだとしたらその関連法を改正、或いは新設すればよいのであって、それが立法がするべき事ではないのか。