ほぼ足りてまだ欲 その先

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なんちゃって竹中、激抗す

 テレビ朝日の「サンデー・プロジェクト」で加藤紘一竹中平蔵が激論。竹中は恥ずかしいほどに自分たちがやってきたことを壁土を使って早い口で塗り固める。いくら彼がどんな早口で、小泉と同じように鼻先で相手をあざ笑いながら(こいつはバカだというニュアンスの表情を浮かべ)まくし立てても、彼が主張することが明白にこの社会を陥れてきていたことは否定のしようがない。竹中の理論で社会を運営していけば多くの貧困が生まれてくることは明白だ。竹中が非正規労働者が生まれた原因は1970年代にあるというのはマクロに語りすぎ。それをいうんだったら産業革命にその元を求めたらどうだ。利益追求企業集団のいわれるがままに社会を振り回したのは明らかに「なんちゃって小泉竹中偽装改革(田中康夫談)」であって、彼がいつもいっている「こんなことでは日本の企業は日本を出て行ってしまいますよ」という恫喝で日本国民をここまで追い詰めたのは小泉と竹中だということは逃れようのない事実である。
 ただし、その後の自民党がまたぞろ族議員既得権益の保護だけのために補正予算を組むことでしかないところにこの国の文化の限界点がある。麻生太郎与謝野馨にしてもあたかも昭和40年代の自民党政治そのものだ。