ほぼ足りてまだ欲 その先

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単純な石原伸晃

 日曜日朝といえばフジサンケイテレビの自民党ヨイショ番組から話は始まる。石原伸晃は今朝は随分頑張っていて、この番組からNHKからテレビ朝日まで走り回る。
 補正予算の話の中で例のアニメの殿堂が取り上げられたときに石原伸晃がこれを説明したときに思わず彼の底の浅さには呆れた。
 この施設はアニメだけではなくて、フィルムも扱われるという。例えば三浦雄一郎(だったかな?)の記録映画フィルムはもう日本には残されていなくて、カナダにある。それは叔父の会社(石原プロのことか?)が経営が危なくなったときに売ったからだという。そうしたものの散逸というのは文化の散逸であって、こうしたものも留めておくことができるんだという。
 ちょっとまたんか。そんなことをいうのなら「東京国立近代美術館−フィルムセンター」は一体何の役に立っていて、何の役に立っていないというのか。そして写真美術の保管という点についていうのなら、おまえの親父が知事を務めている東京都写真美術館を国立化したらいいじゃないか。こういう単純な目の前をいかようにでもごまかすことができると思っている、その軽率さはDNAだからしょうがないとはいえ、あまりにもお粗末。う・・・む、この国ってのはこの程度なのは本当なのか。