ほぼ足りてまだ欲 その先

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日本郵政

 鳩山邦夫西川善文日本郵政社長の交替を主張していると私は了解していた。しかし、自民党内では西川善文社長の退任要求は小泉の郵政民営化政策に対する大反対なんだと次から次にのろしが上がっている。
 小泉の金魚のウンコの体力派である武部なんぞに至っては「西川社長をクビにするなら、自民党の中のマグマが爆発する。経済界もそうだ。国民が支持した平成17年の郵政選挙が否定されるようなことは許されない。(更迭なら)そこで何か起こる感じがする(msn産経ニュース2009.6.1 19:02)」と語ったそうだ。
 「マグマが爆発」!?なんちゅうセリフであろうか。彼にとっては郵政選挙が絶頂で後はどんどん下り坂なんだもの、そういう発言はしょうがないかもなぁ。
 そういえば彼の肩書きは今でも「元幹事長」だけれど、これは引退した相撲取りと同じなわけね。ひと場所でも小結を張れば死ぬまで元小結と呼ばれるものね。
 さて、それで、日本郵政という会社が「かんぽの宿」でまとめ売りをした発想なんだけれど、あの時もわたしはそう思ったと書いているけれど、年金・健康保険福祉施設雇用・能力開発機構の施設を売り払った話を思いだした。多分役人の考え方からしたらあっちが通用しているのにこっちが通用しないわけはないという発想があると思う。同じ匂いがする。さりとて鳩山邦夫が強烈にアピールしてきた動機が本当にどこにあるのか良くわからなくて、こっちにも多少の違和感がある。
 しかし、今度のしょうがい者団体用の郵送料を不正に使用した事件の裏にどうやら国会議員の存在が見え隠れしている。ここまで書かれているということはある程度のところまで既に判明しているといっても間違いはないだろうが、そうした問題が判明してしまったら西川善文社長は辞めざるを得ないだろう。今西川善文社長が新社長に交代してしまったら、ひょっとすると直ちに再交替の結果となってしまう可能性もないとはいえない。