町村派で高市早苗の旦那、山本拓が総裁選を前倒しするべきだと主張しているそうだけれど、これは山本自身の発想なのか、後ろに中川秀直がいるんだとかいわれている。
有権者から見たら自民党の総裁選挙が衆議院議員選挙の前に行われて、その総裁が選挙に勝って総理大臣になれば誰ひとりとして文句はいえないだろうと思う。これまでの三人はいずれも国民の審判を経ていない。もちろん自民党がその度に言い訳するように日本の制度は議会制民主主義を採用しているのだからそれで充分なんだということになるけれど、実際の話「俺の知らないうちになんでそんな奴が総理大臣になるんだ、あいつは陣笠議員（もう死語だろうなぁ）なら許せるけれど、まさか総理大臣だなんて！」てなことになりかねない。森嘉朗なんてその典型だ。総理経験者なんて肩書きがついて今でも自分で自分を誤解しっぱなしだ。
尤も麻生の次に誰がふさわしいのかと考えてみるとなかなか思いつかないのが悲しい。新総裁になっても選挙の責任を取ってすぐさま交替なんてことになりかねないものなぁ。
東京都議会議員選挙は7月3日告示、12日投・開票。
