ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

夏も盛り

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 梅雨はまだまだ開けそうもないけれど、来週になると7月6-8日が入谷の鬼子母神(真源寺 台東区下谷1-12-16)の朝顔市である。入谷の言問通りの根岸一丁目の交差点から昭和通りとの交差点までの間は17時から22時までは車の通行が禁止されて両側にはびっしりと朝顔の露店が並ぶ。言問橋方向に寄った入谷中央商店街でも朝顔を売る。入谷の朝顔の話はこちら。公式HPはこちら。期間中は都バスは根岸三丁目、入谷一丁目に迂回して、小野照さん、斉藤鮮魚の前を通る。知らないでバスに乗っているとびっくりする。今日はいったいどこに連れて行かれるのかと。
 そのあと9-10日は浅草寺の「四万六千日-ほおづき市」である。この日にお参りをすると四万六千日分のご利益があるという。落語の「舟徳」はこの日の話ということになっている。噺家は「四万六千日、えぇ〜、お暑い盛りでございます」というのが常套句となっているんだけれど、今の暦でいうとなんだ、まだまだじゃないのかということになろうというものだ。
 概ね、この噺のまくらでは大店の前で水を撒いていた小僧に侍が「四万六千日は五日、六日であったか?」と尋ね、小僧が「へい、さようで」と答える。それを聴いた番頭がこれを咎め、すぐ追いかけて「九日、十日だ」と訂正して差し上げろという。小僧が侍に「五日、六日の旦那!」すると侍が「なにかようか(七日、八日)?」小僧が「いえ、ここのか、とおか!」


 で、この話は実は毎年この頃になると書いているのである。申し訳ない。