いつもは夕飯をとりながらNHKの午後7時のニュースからクローズアップ現代を見る。昨日はちょっと早めに夕飯をとり始めたものだから、ニュースの前にNHKの番組宣伝があるのを知らずにいた。クローズアップ現代の予告だった。昨日のテーマは「ペットは泣いている〜激安競争の裏側で〜」だった。
急激にやってきた不景気でペットは売れず、ブリーダーの中にはコスト効率でペットを虐待するものが後を絶たず、飼い主も平気で手を離す傾向にある。浮ついた表面的な生活を送る輩が放り出す。そういう馬鹿は平気でいる。
私もこうした風潮に我慢がならない。ならないけれど、NHKの番組宣伝は突然虐待されて悲惨な状態になっている子犬を映し出す。私は飯を食っていた。そりゃいくら実情を訴えるにしても、覚悟していない状態で見せられたのには心底まいった。
「こうした現状から目をそらしては行けません」はわかるけれど、テレビは次の場面をこっちは選択できない。
そもそもペットそのものを商品にすること自体を私は受け入れられない。売るな、買うな。
