メソジスト教会の賛美歌から始まった教会で主を賛美する歌。だからウーピー・ゴールドバーグのあの映画も変。あそこはカソリックの修道院の話だもの。だから、信者が人口のわずか1%にしかならないこの国でこんなにゴスペルを歌うグループが存在するのは変。そんなに信者がいるわけないもの、メソジストの。
ゴスペルといいながらソウルの歌を歌っているグループだっている。だったらソウル・グループだっていえばいいのに。
確かに強いビートの曲を4声でみんなでスウィングして、手を打ち鳴らして思いっきり声を張り上げて歌うのは楽しいし、達成感がある。しかし、まったく考えたこともないのに「主よ!私はあなたの枝である!主を讃えよう!」と唄うのは如何なものかと思う。
御詠歌をライブハウスで(そんなことやるやつはまさかいないか・・・)やられたら多分仏教徒としては違和感があるんじゃないかなぁ。尤も雅楽をジャズに取り入れてくれるプレイヤーがいたら絶賛かな?そういえばロックバンドをやっている坊さんだっているしね。そんなことをいったらこの前テレビで坊主がやっているバーというのがあった。悩みをお伺いしますってんだね。本末転倒かもなぁ。それともあれこそが究極のアウトリーチか?この辺はテーマにしても良いんじゃないかな。