先週末、福島にいる時に珍しく私の携帯電話が鳴って開いたら登録されていない電話だった。気味が悪いから返事しなかった。いえに電話したら家の留守電に要領の得ない電話が入っているという。同じかもしれないと思って思い切って電話を返した。するとここ1-2年顔見知りの人からの電話だった。来月の月末日曜日に昼から夜までの長時間イベントをやるからそこでボランティアMCをやらないかという話だった。
今年の初めくらいまでだったら中身も聴かずに引き受けたかもしれない。しかし、段々身体的にそんな長い時間持つかなぁという問題と、中身が全く見当のつかないこれまでになかった野外イベントだというし、その人の説明も要領を得ないから、「打ち合わせに出られないかもしれないし、それでは迷惑をおかけするから」という理由で遠慮させて貰った。
一昨年の初めくらいから意識しないうちにそうしたイベントのお手伝いをいわれるままやらせてもらってきたけれど、初めこそきちんと進行表を事前に準備して、それぞれの役割を確認しながら手をつけてきていたものがどんどんお任せ状態になってきて、現場で右往左往しているのがしんどくなってきた。どうせお任せ状態になるのであれば、自分の判断で振り回すことができてしまえばそれでも良いのだけれど、それをまた切り替えされたりしていると、身体だけでなくて神経もすり減らす。その後のダメージからの復帰もなかなか辛いものがある。
それともうひとつは依頼者との関係もある。気遣いの全くできない人と組むと後で消耗するのは自分だというのが分かっているから、そういう関係を築きたくない。
どうも今年は前半で後ろ向きになってしまったなぁと思う。明日のライブは思いっきりはっちゃけてみたい。
