これまで冗談に「俺は長生きしないんだよ、早死にだよ」といってきたんだけれど、どうも冗談に終わらないような気がして来たんだなぁ。それもこの2-3日急激にそう思い始めてきたんだなぁ。そういうと「なにか自覚症状でもあるのか」という話になるんだけれど、そんなものは全然ないんだけれど、何となくだるいような感じがして、そんな気がするのである。
と、こんなことをいいながら30年も40年も生きてしまったら本当にどうしようかと考えると、老後の蓄えってものは一体どれほどあったらよいのか、誰もわからないに違いない。せいぜいあと20年くらいだろうと思っていたのに、100歳まで生きてしまったときに、一体全体、食べ物を買う金もなければ、それを買いに行く力もなくなっていたら、どうなるのだろうか。
水道が止まっちゃって、その上ガスも止まっちゃって、暑い夏の日に部屋にいても窓を開ける力も残っていないし、そもそも暑いってことを感じなくなってしまっていたら、かすれていく意識の彼方にぼぉーっとした景色が映ったのが最後で、終わっちゃうなんてことになるのだろうか。
