私はこの記事(こちら)を検証する術を持たない。核技術を発展させる過程上においてはこの種の問題は目をつむらざるを得ないのだろうか。だとしたら、この種の分野に人類は手をつけてはならないのではないのか。多くの人間の便利、重宝というものを実現するためには幾ばくかの同胞の犠牲は仕方ないのか?いやいや、そんな筈は決してないはずだ。
原子力発電は「エコ」だと主張する根拠は一体どこにあるというのか。あれだけの熱量を海に放熱することによって無駄にしている、というポイントを問題とする前に、そもそも放射性廃棄物を地球の表面に露出させることの危険というものは絶対的なものだという認識を私たちひとりひとりが持つしかない。そうすると今日本の電力会社が無理矢理進めようとしている方向性はどう考えても間違っているし、やめなくてはならない。私たちは地球を怖そうとしている。危険に晒そうとしている。この発電技術を温存するためには海外にこの技術を輸出するんだといっている民主党のトヨタ労組出身の直嶋通産大臣は明確に間違っているか、原発技術を保持している重工三社や電発企業にたぶらかされている。目をさませ!
私はこの英国で制作された番組のことを知らなかった。→ (こちら) 儲かれば国を壊しても、国民を壊しても良い、というのは米国のあの繰り返された核実験の影響をみんなで口を拭っているのよりももっと酷い。
- 作者: 広瀬隆
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