円高ドル安が進行して84円を切るか切らないかというレベルで推移している。15年前以来のレベルだそうだ。15年前というのは1995年のことで、いやいや、あの時の円ドルレートは凄かった。しかし、そんなに簡単に収まったという記憶がない。当時は豪州に出掛けていて、豪ドルもやっぱり円に対して安くなっていた。日本円のTCを持ちこんだら金持ちになったような気がしたものだ。到着した当初は希望に燃えていたっけなぁ。だから余計に印象が強い。
まさかあんな職場環境のところに飛び込んだのだとは思わなかった。自分で選択したんだからすべては自分の責任で、どんな理不尽な環境だったとしても、それを見通すことができなかったんだから致し方がない。
あの時から為替相場は安定しなくて、ドル決済を前に予約しては損失を出していたのだけれど、親会社はその責任を追及することなく、なぁなぁで済ませていた。その付けはやっぱり大きい。あんなレベルで良かったなんて今考えてみるととんでもない話だったなぁ。
