ほぼ足りてまだ欲 その先

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大日向開拓団

 昨日、天皇皇后両陛下が軽井沢に行った。午前10時半頃碓氷バイパスを走っていたら、とにかく角という角に制服、あるいは臙脂のキャップを被った長野県警の私服が立っている。こういう時は誰かが来る時で、一昨年も私がやっかいになっていた友達の家の前を一団となった車の列が通過していったのを見付けた。
 一昨年もそうだったのだけれど、今年もお二人は借宿の信号から山に登っていく大日向に上がって行ったそうだ。一昨年の話では、かつて礼宮が子どもの頃、そこで地元の子供たちと一緒に遊んで貰ったのだという話だった。それにしても軽井沢に来る度にあそこにいくのはどんなわけがあるのだろうか。
 大日向の開拓地というのは戦後這々の体で満州から引き上げてきた開拓団が入植した土地なんだそうだけれど、元々は今の佐久穂から満州に分村移住した人たちなんだそうだ。戦後すぐに昭和天皇が巡幸した際に、ここに入植したばかりの人たちをねぎらったのが始まりのようだ。それにしても軽井沢に行くたびにここに足を向けるということになにか特別な理由があるんだろうか。