ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

やっぱり

 夜中の咳、収まらず。しょうがないから起きて、全米オープンテニスを見る。錦織が今大会第11シードを相手に粘り強いゲームを展開。ところがなぜか私がテレビで見ていると彼はポイントを失う。だから、敢えてサイトの速報ボードの数字が変わるのを固唾を呑んで見守る。
 4時間59分に及ぶ正に死闘で錦織が最後に勝利を手中にする。最後は二人ともヘトヘトで、もう見ている方は気が気じゃないという状態。なんだか身体中に刺さった矢を引き摺りながらプレーをしている弁慶みたいな感じで、日本人には相当に受けるんである。最後のセットは圧倒的に錦織が支配したけれど、観客席を見ていると、あたかも東洋人対白人に二分されているようで、嬉しそうに拍手する東洋人、腕を組んで憮然として見下ろす白人に分かれていたのが印象的。
 なんでテニスの試合の観客席にまで「必勝」の鉢巻きをしているんだろうなぁ。はっきりいって、とても印象がよろしくない。どうしても特攻隊を思い浮かべてしまって狂信的東洋人の印象だ。(また、こんなことを書くとなんだかんだいいたい人がいるんだろうなぁ。)