ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

丁度一ヶ月

 医者に行く以外に家から一歩も出ていなかったのだけれど、ひょっとしたらどうだろうかと、我慢しきれずに京橋まで鮨を食いにいった。最初はあんまり体力に自信がないから、近所のうまい蕎麦屋「弁天」に天ざるを食べに行こうかと思ったんだけれど、どうせだったら鮨に行こうかとひと思いに行ってみた。ごわごわと喉がスッキリしなくて困ったものだったんだけれど、取り敢えず鮨にありつく金曜日である。
 本屋にはもう一ヶ月半ほども入っていなかったので、相当興味の湧く本が見つかるだろうと思ったけれど、それほどでもなかった。

「BC級裁判」を読む

「BC級裁判」を読む

原子炉時限爆弾

原子炉時限爆弾

 この本の序章はわずかに20頁にもならないものだけれど、ここを読んで、とんでもない話じゃないかと思わない人がいたら、その人は原子力発電に関連して儲けている人に違いない。普通の人はゾッとして思わずあたりを見渡すに違いない。マイケル・サンデル先生の「これからの「正義」の話をしよう——いまを生き延びるための哲学」をお読みになる前にこちらを読まないという論理は決してない。


竹内好――ある方法の伝記 (岩波現代文庫)

竹内好――ある方法の伝記 (岩波現代文庫)

「完訳ファーブル昆虫記・奥本大三郎訳」も確かにあった。読んでみたい。図版もたくさん入っていて表紙も綺麗だし、読んでみたいと同時に持っていたい気持ちにさせるのであるなぁ。
 岩波文庫の「完訳ファーブル昆虫記」山田吉彦林達夫訳全十冊はボックス入りも今でも売っている。
 作品社の本当に分厚い田川建三著「新約聖書 訳と註」も発見。これも読んでみたい。しかし、戯れに入手するには私にはちょと高価だった。「新約聖書 訳と註」は第一巻の次に第三巻があって、第二巻上ルカ福音書【第二巻下】使徒行伝はここにはないのかと思ったらまだ出ていなくて、作品社のサイトを見たら来年刊行の予定としてある。これはどう考えても母校の図書館を狙うしかなさそうだ。またあそこにいって杓子定規なやりとりをしなきゃならんのかと思うと少々面倒くさい。
 丸善によってLIFE社のホワイトライティングペーパーを使った新しい各種サイズノート、そしてまたクリームライティングペーパーの各種サイズを見付けて、小躍りする。特にB5サイズではあったが、クリームライティングペーパーのルーズリーフがあるのには欣喜雀躍である。しかしながら私にはA5の方が使いやすいのであるけれど。
 これを捜していたときに、在庫チェックをしていると覚しきおばさま店員さんがおられて、申し訳ないと思いながら、質問をしながら、これは本当に書きやすくて大好きだといったら、「LIFEの担当者に伝えておきます、きっと喜びますよ」と云ってくださった。お店の方とこういうやりとりができるなんて、もう何年ぶりだろうかと思ってしまった。また寄ろう、日本橋丸善