ほぼ足りてまだ欲 その先

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決してそんなことはありません

 原子力発電所について、事故が起きたらどうするんだ、こんな天変地異が起きたらどうするんだ、チェルノブイリどころじゃないんだぞ、だから止めておけと云うんだと反対をしても、国のいろいろある原子力関連機関も、メーカーも、モノポリーで儲けを取り放題の各電力会社も、みんなおしなべて、そんな危険はありません、二重三重の安全設計をしていますと、いつもいつも、そして国会でもそう説明がされている。
 じゃ、検察庁についてはどうなんだろうか。正義の旗手だと思われていた検察は村木さんの、小沢一郎の、鈴木宗男の、三井環の、それぞれの事件でも疑わしいことばかりになってきている。その上、検察審議会はそれを担当した第五検察審議会がどんな構成のメンバーになっていて、何回審議会を開き、どれほどの時間をどこで費やして、どんな経過を経て結論を出したのか、一切公開されないでいる。村木さんの事件では実際に担当した検察官が不正を働き、上司は首が飛んだ。しかし、その後の捜査は検察庁内部で行われているに過ぎない。自分の仲間を調査して本当のことを彼等が公表することができるだろうかといったら、それは第三者は信用しないだろう。それでも「正しく判断できるのだ、昨日するからご安心」といって果たして信じられるだろうか。
 どちらも同じように信頼に足りないだろう。