朝、いつもの玉葱、ジャガイモ、ピーマン、ハム、トマト入りオムレツを食べながらテレビをつけたら、民放のテレビはどこもかしこも、ケツをくねくねさせる若い女5人組の貧乏くさいパフォーマンスが映る。なんだと思ったら事務所とギャラの件で揉めているという話だった。朝からこんな話を、しかもどこもかしこもあたかも同じところから同じ材料を提供されたような話をしていなくても良いんじゃないかと思ったわけ。
ま、考えなくても良いんだから、気が楽だよねぇ、そういう番組作りってのは。バッシングされるんだとしたら、自局だけじゃなくて、あっちもこっちも一緒なんだからね。それって、新聞づくりや、テレビの報道の姿勢でも同じなんだね。提供された通りに右から左に通しておけば良いんだから、気が楽だ。
小沢一郎ってのは「政治と金」という切り口での攻め方をしていればいいわけだ。あっちもこっちもそう書いているんだから。で、小沢一郎が攻められている「政治と金」の問題というのは一体なんなんだという点について踏み込んで報道しているのか、といったらそうじゃないってところが全部の新聞について共通している。だから、そこは踏み込まなくて良い。ただ単に「政治と金」問題の小沢一郎っていえば良いんだ。
KARAってのは事務所に対してこれは不当労働搾取だ、と云いだしたって訳だ。問題のポイントはなんだか良くわからないけれど、私としては底の浅いパフォーマンスに興味ない。尤もこの歳になってこういうのが良い！といっていたら悲しいものがあるよな。
