ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

東電は訳わからんちん

 福島第一原子力発電所一号炉がメルトダウンしていることを東電が認めた。しかし、NHKはニュースの中でこれを「メルトダウン」だとはひと言もいっていない。まるで、この「メルトダウン」という言葉をいったら、NHKのスタジオが大爆発を起こすかのように、誰ひとりとして、この言葉を使わない。原子炉の中に放り込んだ水のレベルがとっくに燃料棒があったところより下になっちゃっているのに温度がどっとは上がらない。
 それはいったいどういうこと?というと燃料棒なんてものはとっくのとんまに全部溶け落ちちゃっていて、原子炉の底にひとかたまりになっているらしく、水には浸かっているから、その固まりの外はともかく、中は多分マグマのような状態になっているっつうことらしい。
 このまんまにしておくとどういうことが起きるのだろうか。しかも、どんなに水を放り込んでも、水位が上がらないそうで、それは原子炉も、その周りの圧力容器も両方とも、これまたとっくのとんまに割れていて、水はだだ漏れ状態だから、放射能で汚染された水がバシャバシャとどこかに流れ出ていっているわけだ。
 水というものは高いところから低いところに流れ出ていくことになっておって、海に至るわけだけれど、当然この放射能でむちゃくちゃに汚染されている水は海に流れ出ている。
 この発電所は今や海にどんどん汚物を垂れ流しているわけで、海の中の生物がどんどんこれを取り込んで汚染されていく。
 今のうちにどんどん魚の類を干物や加工製品にしておかないと、すぐに日本人や海流によって拡散される先の米国西海岸では水産物を食べられなくなる。サンフランシスコのダンジネスやら,大好きな人は今のうちに先回りして食べておいた方が賢明だ。
 しかも、この事実を東電が認めたのは今日のことだけれど、ずっと前からそれに対する疑問は提示されてきた。そのうえ、まだ格納容器の底が抜けているとは限らないといっている。
 で、周辺住民は一体どこへ避難すればいいのか、発電所から何キロ以上まで避難した方が良いのか、はっきりしろ!なにが処理費用のために値上げだと!いつまでそんなふざけたことを国民が許すと思っているんだ。