ほぼ足りてまだ欲 その先

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偏見

 米国のクリーブランドの住宅で10年前に行方不明になった女性が救助され、他に二人の女性が救助された事件で、三人の兄弟が逮捕されたと報じられた。
 これに似た事件を前にも米国で聞いたことがあるような気がする。この種の事件を聞くとなんだかヒッチ・コックの「サイコ」を思い出す。
 田舎は怖い、というイメージができる。クリーブランドのどこの事件か知らないけれど。
 田舎の町に通りかかったよそ者が一休みしようと街のコーヒー・ショップに入っていくと、テンガロンを被った何人かの男がカウンターに捕まっていて、全員がそのよそ者をじっと見る。コーヒーとバーガーを頼んで、やれやれと座ると、雰囲気はジトッとして空気が動かない。そのうちに目立たないようにひとりがすっと立ち上がって出て行く。それが合図のように人が動く。
 そんないやぁ〜な雰囲気が思い起こされる。どうも米国や英国の田舎というと猟奇な事件が起きそうな刷り込みがある。そんなことをいっていると、何をいってやがる日本だってマンションの一番上の階で親戚を何人も殺した婆がいたっていうじゃねぇかと云われそうだ。気味が悪い。
 しかし、よく考えたら東電の福一原発からどれだけの放射能汚染がどこにどう及んでいるから、このあたりはこれに気をつけ、このあたりはこの際移動した方が良いんだよと明確に指示されず、そのうち政府も東電も認めず、裁判所も知らん顔をしているうちにどんどん日本国民および日本に暮らすすべての人々に訳の分からない症状や傾向が出ることの方がなんぼか不気味だよなぁ。