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警報発令

福島原発、3号機建屋でまた湯気 同じ場所で3度目(東京新聞2013年7月24日 10時28分)
 東京電力は24日、福島第一原発3号機の原子炉建屋5階部分で午前4時15分ごろ、湯気のようなものが再び出ているのを監視カメラで確認したと発表した。5階の中央付近で格納容器のほぼ真上に当たる。18, 23両日に湯気が出た場所と同じで三度目。
 東電によると、3号機の原子炉への注水や使用済み核燃料プールの冷却は継続している。周辺のモニタリングポストで計測される放射線量に目立った変化はない。(共同)

湯気発生の3号機5階 最大2170ミリシーベルト計測 福島第一(東京新聞2013年7月24日 朝刊)
 東京電力は23日、福島第一原発3号機の原子炉建屋五階で湯気が発生した場所の周辺で、最大毎時2170ミリシーベルトを計測したと発表した。人が数時間もいれば確実に死亡する高い線量。3号機はこれまでも放射線量が高く、事故収束作業の足を引っ張ってきたが、あらためて汚染度のひどさが明らかになった。
 3号機原子炉建屋5階では18と23の両日、格納容器の上部と機器貯蔵プール境目付近で、湯気の発生が確認された。
 東電は、クレーンで建屋上部から線量計をつるし、湯気の発生場所近くの25カ所で放射線量を計測。毎時一37〜2170ミリシーベルトを計測した。湯気が出た直近の場所では562ミリシーベルトだった。
 東電は、湯気の原因を、雨水が熱を持った格納容器のふたに触れて蒸発したとみているが、原子力規制委員会が詳細な調査を指示していた。
 3号機ではこれまで、格納容器近くの床で毎時4780ミリシーベルトを計測するなど現場の高線量が作業の障壁となっている。
 水素爆発による建屋上部のがれきはほぼ片付けられたが、最上階の5階に近づくほど線量が高い状態。作業員は放射線を遮る重いタングステン板入りのベストを装備して作業に当たる。それでも一人が現場で作業できる時間はわずかしかない。