ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

サイン

 日本ではサインといっているけれど、英語ではautographのこと。つまり、著名人の直筆を貰いたいという風習は一体いつ頃から始まっているのだろうか。歌い手やスポーツ選手のautographを貰いたいという人はそういう場所に行くといつでもいて、アメリカの野球場やゴルフ場や、欧州のサッカー場なんかでは子どもたちまでノートと筆記具をつきだして選手たちに群がっている。テニスの会場ではポロシャツに描いて貰ったりしている。
 私だって幼少のみぎりには結構そんなことをして貰ったことがある。ジャズのギタープレイヤーのケニー・バレルという人の演奏が好きで、二十歳そこそこでライブを聴いたときには、店の紙ナプキンに書いて貰った。それは今でもとってある。サイモンとガーファンクルのものもあるのだけれど、それは誰か友達から貰ったもので、私にとっては彼らと会ったこともなくて、殆ど感慨もない。

まとい大名

まとい大名

 作家の人たちが書店に出向いてきて、自分の著書にautographをするという習慣がある。これは古今東西行われているようだ。私がこういう列に並んだことがあるのはただの一回だけだ。それは時代作家の山本一力という人の小説だ。小説を読まない私がなぜかというと、その本の表紙の絵を描いたのが知り合いだったからだ。
 スポーツ選手(元を含む)のautographは元西鉄中西太と元サッカーの日本代表監督だった岡田武史だけかなぁ。