ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

散歩

 昨日、一昨日と「寒いから」といって家に閉じこもっていたらなんだか体重が1kgほど重たくなっていたので、散歩に出る。つれあいが人から貰った券で浅草公会堂の三階席に出かけたので、ひとりでいてもしょうがないと思ったからでもある。こんな時は必ず遅い時間にお昼がどこかで食べられるようにしようとする。昔だったら銀座松坂屋の地下の乾山か天一、あるいは肉のスギモトに行くんだけれど、今は銀座に出たら三州屋しかない。京橋の京すしもなくなっちゃったし、本当に困惑。
 とんかつ屋なんていくらもあるじゃないかといわれそうだけれど、実は「ひれカツ丼」をやっているところは実に少ない。なにしろちょっと気取ったとんかつ屋だと「カツ丼」そのものをやっていない。どこにでもあるとんかつ屋「和幸」ですらカツ丼がない。あってもみんなロースカツ丼で敢えて「ひれカツ丼」を標榜してやっているところは見たことがない。みんなカツ丼はカツ丼というだけだ。その肉がどんな肉なのかがわからない。
 ビック・カメラに行くと無線ルーターがどんどん新しくなっていて「鉄筋三階建てでも大丈夫」と書いたものばかりだ。うちではBuffaloのひとつ前のタイプを使っているけれど、端の部屋から発信しているからか、反対側まで電波が届かない。新替えするべきかとも思うけれど、1.3万円は直ぐには決断できない。
 AC/DCアダプターを探したら、2,300円もする。実はうちにも必要な3Vタイプがあるのだけれど、一体いつ入手したものかもわからず、発熱でもしたらイヤだから新替しようと思ったのだけれど、これじゃ、昔のものをまず試してからにする。
 モニターも新しくしたいところだけれど、まだ読めるから我慢する。
 京橋の工事現場の前を通りかかると珍しく入り口の蛇腹が開いていて、中が丸見えになっていたので慌ててカメラを撮りだして撮ろうとすると、警備員が負けまいというくらいに慌ててその蛇腹をとじるのだった。工事現場は中を見られたくないということに見えるけれど、見られるとまずいことが行われているんだろうなと思わないわけにいかない行動だった。明治屋の左側の通りはとっくに工事現場になっているのだけれど、あの道路も含めてデヴェロッパーが買い取ったということになるのだろうか。公共の通路だった道路を自治体が勝手にデヴェロッパーに売り渡すことの是非というのは議論にならないのだろうか。
 明治屋の右側の通りはそのままになっているのだけれど、旧千代田生命ビルを壊してからもう何年も工事中で白い壁になっている。反対側の明治屋の裏も盛大に穴を掘っているので白い壁になっている。その白い壁と白い壁の間に、赤いポストがひとつだけぽつんと残されている。昔千代田生命のビルには郵便局が入っていて、そのためにポストが設置されていた。孤立したポスト。
 一年前までこのポストの向かい側に「京すし」があった。いくら何でも街が変わりすぎだよね。デヴェロッパーのやりたい放題で、まるで彼らが自治体政府のようだ。
 9,600歩。