特別攻撃隊の戦闘機が陸を離れてから彼らの無線は常時ONになっていたのだと聴いた。そんなことをしたら敵である米軍にそのまま筒抜けになってしまうのではないかと私なんかは危惧するのだけれど、首尾がどうなのかを確認する手段としてそうしていたらしい。しかし、その無線を通して聞こえてくる突っ込む戦闘機乗りたちの言葉には様々なものがあったそうで、お母さん、もあったらしいが、かなり激しく軍首脳部を罵倒する言葉もあったようで、その詳細については余りにも激しすぎたので殆ど語られていないのだというのだ。
特別攻撃を美化する人たちはある種の意図を胸に抱えていると考えるべきだろう。
追記
話は変わるが、8月19日、満州では大虎山飛行場から神州不滅特別攻撃隊が発進。その中に夫婦で乗り組んだものがいたといわれてる。こんな存在、全く知らなかった。
