昨日は午後から東京裁判に関するレクチャーを聴きにいった。これが4回目。しかし、レクチャラーが云いたい頃がどうやらたっぷりあるらしくて、毎回ガンガン走り続けるレクチャーでもっとゆっくり、たっぷり突っ込んだ話を聞きたい。彼の著作そのものも400頁を超えるもので、新書としては分厚い方だ。
概要については彼の著作を読めばいいわけで、参加者の多くはその著作から漏れこぼれているような話や、彼自身あるいはアカデミズムの世界だけでなくて、様々な見解を評価したりするところを聞きたいのではないだろうか。幾分かその様な部分が聞かれるけれど、それが早口で追いついていかない。学校の授業だったらもっとついていかれないだろう。
この種のテーマのレクチャーあるいは講演を聴きに行くと、必ず水掛け論を持ち出す輩がいて無駄な時間を過ごすことになるのだけれど、昨日もそれに近い発言をした質問者がいた。
帰りに昔からの馴染みの店に顔を出したら、何人も昔の仲間に遭遇した。自分から動けばこういう再会があるんだと知った。それにしても孫はそんなに可愛いものなのか。