ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

trouble

 来日中のノルウェー人母娘三人組から朝電話があった。今日帰国予定だ。挨拶かと思ったら、そうじゃない。「We have a trouble」といわれた時は、一体何事かと思った。
 カメラがなくなったというのだ。昨日の朝、奈良のホテルを出る時には確かにあったのに、午後東京について夜になってて荷物を開けたらないと。奈良のtourist informationからJRの遺失物を含むお客様電話を聴いて電話したけれど、英語が通じないという。どこかで盗まれたんじゃないかまで疑った。
 JRはどこへかけたのかと聞いたらKOBEだという。これは一体何のことをいっているのかわからなかったので、その奈良のtourist informationに電話をしてみた。それでわかったのはJR西日本のお客様窓口が一本化されているのだった。しかも、京都駅、新幹線は今度はJR東海の管轄なので、そっちにも聴いてみる必要があった。どちらにも届け出は出ていなかった。いよいよ、盗難にあったのかもと思い始めた時に、かつての上司が、念のためといって奈良警察に電話をしてみたと連絡があった。
 それらしいカメラが届けられていた。なんとタクシーの中に彼女が忘れていったそうで、それを運転手さんが届け出ていたのだ。忘れ物なんてこんなもんだ。
 しかし、警察はさぁどうぞとは渡してくれない。本人のサインが入った遺失物届けを出し、引き取り人への委任状にもサインを貰って提示しないと渡さないという。それはもう後で署内で何か言われたら困るってなものだ。中の媒体に映っている写真を見たら他の誰のものでもないということが直ぐわかるんだけれど、そんなことは後で追求された時の切り札にはならないものね。そのサインが本物か偽物かなんてことは彼らにはわかりはしないというよりも、彼らには感心はないだろうけれどね。
 ところがここから彼ら三人組と連絡が付かない。彼らが置いていった携帯電話の番号は、ノルウェーの国番号が頭に付いている。だからかけるとノルウェーへの国際電話になってしまう。挙げ句にノルウェー語でなんかいったと思ったら無言状態になる。録音か、使われてないか。
 おいおい、離日前に連絡頂戴な。