CD - ほぼ足りてまだ欲　その先

　ドイツのベルリンにあるDussmannという本とCD、DVDを徹底的に集めて売っているとても大規模なお店では多くの音源をプレイヤーを何カ所にも配置して、積極的に試聴させるということをしている。それは一枚一枚のCDもさることながら、ボックスになったものまでひとつ箱を開けてあって、いくらでも試聴できるようにしてある。こんな事をしたら試聴させたCDは一体どうするのかといったら、それを格安で売るのであるらしい。ボックスを開けてあったら、そのうちの何枚かは持って行かれちゃってもわからないじゃないかと心配するのだけれど、私が見た限りではそんな心配は要らないらしくて、ちゃんと揃っている。だから、時間に余裕がありさえすればそこでじっくり腰を据えて片っ端から聴くことができる。なるほど、もう店頭でのCD売りは限界であとは廃れるばかりと思ったけれど、こうして大規模量販店のやり方には大きな可能性があるということがいえるかも知れない。しかし、とにかくこの分野、クラッシクスやジャズは日本では廃れるばかりだから、そうも行かないということだろうか。
　そんなものの棚から何枚か買ってきた。