ほぼ足りてまだ欲 その先

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人間はずるい

 人間は自分をとがめるものがいないとどこまでずるくなるのかということを証明するのは戦争の歴史を勉強するとよくわかる。どんなに隠し通そうとしても、軍が管理統制をしたとしても、人間は奢り病にかかると、これくらいのことはなんちゅう事もないという認識に立ってしまうようで、様々にこぼれてきてしまう。
 それを憶測で否定する行為が後々になって必ず出てくるようなのだ。
 不思議なことに日本軍では兵に陣中日記の記録をとることを許していた。あれだけ機密、機密といっていたというのに、なんで兵がとる記録を見逃していたのだろうか。だから、マメに収集している人の手元には数多くの陣中日記が残されている。福島の某連隊に従軍していた人たちが残した陣中日記を集めた人がいるのだそうで、そういう日記の記載を見ると、共通して書かれていることがあるという。だから、あとになってなんだかんだといってもそれを否定することには無理がある。あえて、指摘すれば同じ連隊の兵であるから完璧に意思統率できていれば全員で嘘を書いてもおかしくない。しかし、その場合はその中身が揃っている可能性がある。微妙に数字についてばらついているのはどういうことだろう。