ツイッターで見たんだけれど、今の子どもたちにゲームばっかりやってんな、といっている爺婆たちは子どもの時になにをやっていたのかといったらこれだよ、といって、東大闘争やら、当時の新宿騒乱罪やら、ゲバ棒を乱立させてヘルメットにタオルマスクのアップの写真が提示されているのだった。つい、カッとなった。あれは世の中を憂いた若者たちが立ち上がって「革命でなくしてどうしてこの戦争への道を止めることができようか!」という戦いだったのだと叫びたくなった。
この戦争へまっしぐらの自民党と公明党のやりたい放題を目の前にして、なんか動いているのかと。むしろこの世の動きに「歓迎、その通り、反対する奴はでていけ!」じゃないかと。どうして立ち上がらないのかと。選挙だってろくろくいきゃしないじゃないかと。それで、なにが爺婆がやっていたことだってなにも役に立ちやしなかったじゃないかと。むしろ日本という国をぶちこわそうとしたじゃないかというのかと。
でもなぁ、誰もなにも検証できないからいえないのかもしれないけれど、あれが中ったらもっともっと早い段階で、それこそ岸が安全保障条約の延長だけに留まらず日米地位協定をより「植民地」型へ加速させ、それこそあの時に同盟参戦していた可能性があるだろう。韓国だって、豪州だって、そうしているんだから。
70年の節目でそれを実現したがっているのは吉田茂の親戚の麻生が副総裁をし、岸の親戚の安倍が総裁をしている自民党だけかと思ったら、なんと平和と福祉を標榜する公明党まで足をそろえて行進だ。
敵はどっちだ?よく考えよ。