今朝0時に寝てしまったら、丁度午前3時に目が覚めて、それからパソコンに向かっていた。6時頃になってFlightradar24という飛んでいる飛行機を画面上にプロットしてくれるアプリを見ていたら、鳥取へ行く全日空がうちの真上を飛ぶのがわかって、窓を開けて見上げた。すると、飛行機どころか、妙に煙ったい。なんだか霞んでさえいる。その煙ったさが、木が燃える煙ったさというよりも、住宅が火事になって、有害ガスが発生しているというようなとげの刺さるようなイガイガしさがある煙ったさなのである。これはどう見てもどこかが火事。しかし、目が覚めてから今まで、消防車が走り回るサイレンの音は聞こえては来なかった。以前に数ブロック外れたところが火事になった時には、もっとワンワンサイレンが鳴っていたはずなのに。
なんだか、不安になる。外へ出てみたのだけれど、なんもわからん。通りを歩いている人は誰一人として異常を感じさせる行動はしていない。あたかも、この匂いに気がついているのは私一人で、私一人だけが異常な行動をとっているかの如くに感じる。挙げ句に、ようやく目を覚ましたつれあいに窓を開けてこの匂いを嗅いで見ろといったら、「お線香の匂いじゃない？」なんぞとほざく。こんなに気持ちの悪い匂いの線香なんかあっても一体誰が買うっていうんだ。益々、私一人が異常なような気がしてきた。
