え〜っと、日本はずいぶん前のことですが、世界に喧嘩を売りました。アメリカ、イギリス、オランダ、中国、ベトナム、シンガポール、フィリッピン、まぁたくさんの国を相手に喧嘩を売りましたねぇ。実際に出かけて行って、相手を殺し、殴りつけ、強制的に跪かせました。向こうは「は、ハァ〜っ」っとひれ伏しました。どうだ、まいったか！と威張ってましたね。連戦連勝でした。大東亜共栄圏なんていっちゃってましたよ。格好いいです。八紘一宇なんていっちゃってね。
そうしたら総反撃を受けちゃいました。そりゃ誰だって怒るでしょ？
でもあれからもう何十年も経ちましたからね。いや、まだ70年というべきなんですかね？あの時は、ごめんなさい、もうしません、なにしろ武器は持ちませんよ、武器を作ることだってしないし、輸出なんて絶対にしないし、ましてや核武装なんかに至っては大反対ですだ、といって許してもらったんだけれど、ここのところにきて、「いやいや、あんなことをいわれていたからって、はいはいそうですかなんていってねぇよ」と否定に躍起になっているわけですよね。
70年経ったらもう誰も昔のことなんて知らねぇよとでも思っているのかもしれませんけれど、世の中、そんなに甘くはねぇんだなぁ。
