ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

50年

 昨日は有楽町で高校のクラス会だった。卒業後50周年。なんと半世紀も昔の友人たちだった。3年の時に同じクラスだった友達が2年の時のクラス会をやっているというので、じゃ、3年の時のクラスも一緒に集めようということになった。だから何人かの友達はダブっている。今になってわかることがたくさんあって、It's a Small Worldなのだよ。YくんとGくんのお父さん同士が大学の同級生だったという。大変著名な作家がやっぱり私たちと同年齢で、小学校の時に6年間同じクラスだったという女子がいた。前に逢ったときにはそんな話をしていなかったじゃないか。同期の歯医者のところにお父さんを連れて行ったという女子。この日のために韓国からわざわざやってきた女子。同級生同士で結婚したんだけれど、旦那が3年前に亡くなった女子。私が大学生の夏休みに千葉の海岸でドラムを叩いていたのを見たという男子。声をかけられた記憶はないなぁ。ちなみにこのクラスメイトの中にはわが連れ合いと短大で一緒だったという女子もいる。
 三軒目まで吞んで帰ってきたけれど、友達が書いてくれたメルアドの紙が見当たらない。ダメだなぁ。
 ご病気になられて出席できないと電話をくださった先生に声のメッセージにしようとICレコーダーを持って行ったのだけれど、結局、自分が酔っ払って大声で話しているものだから、まったく誰が何をいってるのか判別できない状態で、これは残念ながら没。代替え機を先に買ってしまっていて、ダブる羽目に。
 今風にいうイケメンキャラじゃなかったのは良かったなぁと思った次第。というのはイケメンだった人は加齢状況も良くないと、その落差に自分が堪えられないんじゃないだろうかと思うわけ。そこへいくと私のように元々その辺はどうでも良いや!状態だったら、どんな具合に歳をとっても気にならんつう訳だ。尤もまんま格好良く歳をとっちまった奴には全面的に降参だけれど。
 もう死ぬまでに何年もないんだからつれあいと一度ちゃんとハグしておきたいよな、とG君に言ったら、「そうそう、そうなんだよ!」と力強く同意して貰えたのは嬉しかったなぁ。
 漢文の神保先生が授業中に白文で読んでくれるとき、私たちは「ほぉ〜」といっているだけだったのだけれど、あの人は良く読みながら寝てたよね、という話になった。今から考えてみるとあの人は睡眠障害だったのかもしれない。いつも鼻声だったものね。