二週間前の新宿の日に睡眠コントロールをしくじってしまって棒に振りました。下にも書いたように今日はぎりぎりまで頑張ってから寝たので、巧く出発することがきました。始まる25分ほど前に会場に到着したので、いつもの席に座ることができたのですが、いつも必ずその傍に早くから席を占めているお爺さんがきていなくて、なんだか心配な朝です。
何しろこの会場では私のような団塊世代はまだまだ若造で、多くの出席者はほとんどが70代。大体戦争が終わったときに国民学校に入るか入らないか程度。だからもう既に補聴器をつけている人たちが多くて、前の方はそういう人たちの席になっている雰囲気が濃い。私はそうなる前から前に座っていたので、あまり顰蹙を買っていないらしいけれど、その実はどうかわからない。
年に二度ほど講師を中心に懇親会が開かれているのは聞いてはいたけれど、そんな歳上の人たちばかりで、雰囲気が想像がついてしまうので、一度も出席したことがない。今日は一つお伺いしたい事があったので、前々から準備をして出てみた。バフェかなんかになっていて三々五々プレートを片手にお話しすることができるのかと思ったら、なんとシッティングのランチ・ディナーだった。ひとりずつ立って話すというパターンで、何しろベテランさんばかりだから、その中身は案の定。
驚いたのは、自分の番が回ってくると、なんだかんだと自説を振り回してダラダラ喋る爺さんが他の人が話すことを「長い、なんだ、無礼だ!」とまでいうことだった。こうなるから年寄りはといわれてしまう。これは仕方がないことなのかもしれないけれど、老化というのはこうして襲ってくるんだなぁと、恐ろしい。ひとりひとりがまぁ良く喋る。どんどん周りがどう思っているかなんてことはどうでも良くなっていくのだろう。私もそろそろその状況に入りつつあるのかも。
先の大戦による旧日本軍の将兵で最も犠牲になったのは大正11年生まれの世代だそうだ。健在であればことし95歳になる方たちだそうだ。
関係者の方にご迷惑をおかけしているそうなので、一部削除した。20160716記。