ほぼ足りてまだ欲 その先

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雑誌

考える人 2017年 02 月号

考える人 2017年 02 月号

 新潮社が出している雑誌です。私はこの雑誌にとことん惚れ込んでいました。と、ここで過去形で触れることがなにを意味するのかということになります。なにしろ、創刊号まで遡ってバックナンバーを探すくらいにこの雑誌をとことん読みたいと思ったのです。しかし、残念ながら雑誌の宿命というのでしょうか、完全に手に入れることはかないませんでした。銀花や太陽のような雑誌ならともかく、この手の雑誌は古本屋にも滅多に出てきません。多分そのまま廃棄されてしまうのではないでしょうか。
 ところがこの季刊雑誌は数号前に大幅な改編を行いました。すっかりスタイルが変わってしまったのです。雑誌の場合は編集者が代わって大きくころっと変わるということは間々あります。著名なところでは週刊誌なんかはビックリするほど変わってしまいます。週刊朝日ですら、山口一臣が降りたらガラッと変わりました。週刊文春はあの花田某が代わってもなんだか結果的には変わった雰囲気がしないような気がしないでもありませんけれど。
 この雑誌の編集者が代わったのかどうか知りませんが、ころっと変わりました。まず、薄くなりました。頁数で雑誌を評価するのは愚かしいとは思いますが、とにかく薄くなりました。そして、中身に骨がなくなりました。どうも数号前から、うすうすとどうも手応え、あるいは登場人物に独特の「濃さ」がなくなってきたなぁと感じていました。前号は入手しましたけれど、今号は本屋の店頭で、パラパラとめくってみて、ついに雑誌を下に置いてしまいました。おかげで、楽しみがとうとうひとつ減りました。
つるとはな第4号

つるとはな第4号

2014年に創刊されたばかりで、「クウネル」を立ち上げた元マガジンハウスの岡戸絹枝さんが編集長を務める「つるとはな」です。なにに関心をかき立てられたのか、忘れましたが、瞬時にそれまでに出版されていた創刊号、2号、3号をいっぺんに買いました。
 ところが期待していた第4号を店頭で手にして、パラパラとめくってみて、あれ・・・?と心が動きません。そう、なんというか、爺さん、婆さんに媚びているというのか、凜とした思想が感じられなかったのです。ちょいと金を持っている爺さん婆さんをターゲットにしている感を感じちゃったのです。これもまた、楽しみにならなくなりました。残念です。
それだったら現代思想の「神道を考える」増刊号で勉強してみた方がまだマシかも知れませぬ。