ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

歳の市

 昨日から明日まで浅草寺の境内ではいわゆる「歳の市」というものが開かれておりまして、これはここでは羽子板市のことを意味いたしますな。それにしては浅草寺境内の人出がいつもより少ないんじゃないかと思うほど、ガラガラでございます。北風が吹いているわけでもないのに、お陽様がでていても寒い一日で、なんだか出かける気がしないのですが、最近できたイタ飯屋を探索してみようじゃないかというテーマで出かけました。
 昔は羽子板屋さんの小屋がけがもっともっとたくさんでていたような気が致します。浅草寺の境内一杯にあったような。それが五重塔の周りに十数件あるだけ。馬道側には露店がでているんですが、人がワンワンとはおりませぬ。平日昼間だからしょうがないのでしょうかねぇ。
 それでも大きな大きな羽子板をお買い上げになる方はおられて、時々手締めの声が響きますが、それもどうも冗漫な手締めが気に入りませぬ。浅草観音温泉の解体はもはや後始末にかかっているようですが、連れ合いがそのことを知らず、非常にがっかりしていましたけれど、あの外観では誰も入りたくならなかっただろうこと、私は納得でございます。雷門の向かいに来ると相変わらず「亀十」には行列ができていて、隣の西村には誰もいないのには納得ができませぬ。「切山椒」が白い袋に入って売っていたので、かいました。多分生まれて初めではありますまいか。尤も素甘はいくらも食べたことはございます。
 イタメシ屋はかつてここで中華屋が商売をしていたときに2-3回入ったことがございます。「Italian and Japanese」なんて書いてあって、胡散臭いのが気になりましたけれど、ぷりぷりの海老とブロッコリーのトマトソースの細いパスタは結構気に入りました。チキンのローストはあまり気に入りません。これだったらケンタッキー・フライド・チキンに軍配を揚げたいところです。
 次回は、あいにく今日は定休日だった、ご近所さんご推薦のイタメシ屋にしたいと思います。