ほぼ足りてまだ欲 その先

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ついで本屋

先日丸善に行ったばかりだけれど、買い物のついでに「くまざわ」に立ち寄った。ちょっと気になる本があったからである。

 噺家の高座写真集である。ほとんどが(イヤ、全部かも知れない)他界した噺家ばかりだ。百面相の波野栄一までもが掲載されていることは特記して良いだろう。古いところでは柳好なんぞも出ている。しかし、机にのせて日頃見ていたいと思うようなものではなかったので、買わなかった。

 ついでと云っちゃなんだが、一冊くらいは読んでみても良いんじゃないかと思ったので、水道橋博士の文庫本を買った。寺門ジモンに差し掛かったあたりまでチョロッと垣間見たが、これは結構面白い。テレビを見ているみたいだ。


 古本屋で「東京人 march 2001 no.164 東京住宅」を見つけた。どうしようか迷ったんだけれど、「同潤会の戸建て住宅」という記事があったので、飛びついた。千円なんてつけてやがった。西が丘あたりにも同潤会が戸建て住宅を分譲したそうで、そこだけ綺麗に区劃されていたんだそうだ。当時のあの辺はどんな景色だったのだろうか。
 ちなみに、この号に上野桜木のあのマンション、「ルネ・上野桜木」の見開き広告が出ている。築21年で、70平方米で6-7千万円するという噂だ。前を通る度に、こりゃ高いんだろうなと思わせる造りだ。