ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

明日はまた暑いそうだ

こんなコート、昔誰か着てなかった?

天気予報がしきりに明日は暑くなるぞというから、今日でかけるところには出かけておこうと、とりあえず医者に行く。
健康診断の結果を聴くためだ。
まぁまぁだけれど、悪玉コレステロールが減ってきたのはいいが、善玉の増え方がたりないといっている。
よくわかっていない部分だ。
血糖値が上限ギリギリだという。
腎臓、肝臓の数値は良いらしい。
降圧剤を飲んでいるからか、血圧は117-70と驚くような良い数字が出る。
で、ワクチンである。
10月にインフルエンザと帯状疱疹ワクチンの一回目
11月に肺炎ワクチン
12月にコロナワクチン
来年1月に二回目の帯状疱疹ワクチンを打つという予定を立てている。
ワクチンで蓄えを使い果たしそうだ。



銀座へ出てみようと思い立ち、都営地下鉄で東銀座へ出る。
三愛の解体工事はどんどん進んでいるらしくて、四丁目の交差点はなんとも殺風景になっている。
こういう時は遊びに来たくないものだねぇ。
夜の銀座を歩くことが全くなくなったから、肝臓の数値も良くなるわけだ。
なにしろもう3年以上、一滴も酒を飲んでいないし、タバコも吸っていない。
先日出会った呑み仲間にそういったら「健康になってどうしようっての?」と聞かれたから「長生きするんだよ!」といったら笑われた。そりゃそうだ、これだけ散々っぱら不養生で浪費をしてきた男が今更根性を入れ替えたってお天道様はお見通しだよなぁ。



 歌舞伎座は9月の千秋楽が終わって休館だ。で、10月なんだけれど、昼の部で中村獅童で「文七元結」をやるというんだね。死んだ勘三郎を思い出すよね。で、女房のお兼を誰がやるのかといえば、なんと寺島しのぶだと書いてある。そういえばどこかで女性が歌舞伎の舞台に出るという記事を読んだような気がする。歌舞伎界は猿之助事件やら團十郎不人気やらいろいろあるからなぁ。この「文七元結」は山田洋次の脚本・演出だと書いてあるぞ!松竹だからなぁ。本当かどうか知らないけれど、寺島しのぶの起用は山田洋次の指名らしい。寺島しのぶといえば菊五郎富司純子の娘だ。富司純子といえばスチャラカ社員に出ていたあの「ふじくぅ〜ん」だろ?

交差点の壁にトンボが飛んでいるのを見る。そういえば今年はここまでほとんどトンボを見なかった。明日の暑さをしのいだら来週は百花園とか、六義園やらに散歩に行こう。



 とても残念なことに、三州屋銀座一丁目店が16日で閉店していた。ぶっ壊してビルにするそうだ。あの名物おばさんがいなくなってから、とんと足が遠のいているうちにコロナになってしまい、気がついたらとても年金ぐらしが手を出せるような値段ではなくなってきてしまった。年に一度は、と思っているうちに閉店になった。ここの海鮮丼は実になんとも満足するものだった。ひょっとするとお店に内緒で特盛にしてくれているんじゃないかと思ったくらいだった。熱いくらいのなめこの赤だしも好きだったし、白菜と胡瓜の漬物もほどほどだった。なにしろ晩年は耳が遠くなってしまったけれど、あのおばさんだ!つっけんどんなんだけれど、その奥に東京のお愛想ってのがあった。知らない人には「怖いおばさん」だったかもしれない。余計なことは一言もいわない。最後に「ありがとね」とだけ。また、ひとつ、好きだった店がなくなってしまった。