ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。


 ふと気がついたときにはもう雨が降っていた。
しょうがない傘をさして散歩にいった。
桜はほぼ満開の木もあれば、もうとっくに通り過ぎたものもあるし、まだまだなのもあって、これだけ種類があると結構そこそこ楽しめるんだけれど、やっぱり心のどっかには「やっぱ本命はソメイヨシノだろうよ」という気持ちがこびりついている傾向にある。もうそんな固定観念はやめたほうがいい。

 辞めるといえば静岡県の川勝知事が農業、酪農業、製造業を貶めるようなことをいってしまったので、6月の議会が終わったら辞めると宣言。もう後期高齢者の仲間入りなんだからさっさと辞めたらいい。それにしても静岡県の出身かと思ったらそうじゃないことにむしろ驚いたよ。と、ここまでいって気がついた。東京生まれの田中康夫が長野県の県知事をやっていたなぁ。


 たまたま読んだある方のブログに朝日新聞出版の「一冊の本」に保阪正康鈴木貫太郎の孫娘が書いた本を取り上げていると書いてあった。こういうことは黙って本屋に行っても気が付かない。ちなみにこの孫娘というのが鈴木道子さんといって、元はといったら文化放送の方でのちに音楽評論家をされていた人で、今年93歳だという。


 こちらで面白いお話が聞けます。


www.youtube.com


 早速朝日新聞出版の「一冊の本」の購読を申し込みました。

 雨の日の散歩は人がいなくてとても良い。

腱鞘炎かも知れない


 しばらく前から右手の親指の根元をゴリゴリとすると腱が痛い。遡って腕の筋を辿ると、肘の前後の筋が痛い。おかしいなぁ、なんでだろうと思うに、どうも書籍をスキャンするのに、親指で右側のページを抑えているからじゃないか、あるいはパソコンでクリックをまるで速射砲のように押し続ける作業が続いているからじゃないか、と思える。朝から膏薬を貼ってみるけれどあんまり効果が出ているようには思えない。そんなサポーターもあるからやろうかなぁという気にもなるが、そんな格好をするとまるで森喜朗のようになってしまうのがいやだからできない。
 よく高齢の人があちこちに膏薬を貼っているのを見るもんだけれど、ついに自分もそんな仲間入りを果たすことができた。これは長生きの証拠で、なかなかめでたいことである。しかし、痛いのは嫌なのだ。

徳島県

www3.nhk.or.jp

 これはもう一ヶ月前のニュースですが、この時点で「これまでに延べおよそ700人の職員を被災地に派遣」「避難所を運営する職員や給水車を使って飲料水を提供する職員、それに集団避難している生徒の学習指導にあたる教員らが派遣されている」と。
 徳島県としては地震被災は他人事ではないという考え方で、いざ自分たちが被災した時にどう行動するべきかをシミュレーションできていることにもなるという考えのようです。これこそが行政が取るべき対策であって、「入ってくるな」といってしまって救援が遅れに遅れてしまっている石川県にとっては忸怩たる思いを抱いていなくてはいけない点でしょう。もちろん我が国の行政、つまり岸田脱税文雄内閣が心得て準備していなくてはならない点でもあります。作業服に大きなリボンを付けて平然と賀詞交歓会のはしごをしていた内閣総理大臣は徳島へいって爪の垢でも煎じて飲ましてもらうと良いかも知れません。


 昨日の朝の「森本毅郎・スタンバイ!」によると、被災地での行政の連絡のとり方ではやっぱりLINEじゃないかという結論だそうですが、徳島県では公式のLINEを構築して情報を出しているけれど、県民70万人をつなげるのは生半ジャなさそうです。現時点で3万人程度だそうです。他所の国が作ったプラットフォームじゃなくて、自国のプラットホームが必要じゃないでしょうか。


www.nikkei.com
徳島県後藤田正純知事は災害時の情報の受発信を強化するため、県の公式LINEの登録者を「最低でも20万人以上にしたい」との考えを示した。2023年春時点で約3000人だった登録は、能登半島地震の影響もあり3万人に増えた。それでも「70万人の県民数に比べれば、ひと桁足りない」と指摘。


www3.nhk.or.jp

「四国で唯一の特殊な車両、「モバイルファーマシー」を現地に派遣。この車両は、多数の錠剤や粉末の薬を保管して、薬を個別に包装できる機械などが備えられ、移動先で必要な薬を調剤でき、4年前、四国で初めて、徳島県薬剤師会が導入」

 こんな車両があるとは、びっくり。素晴らしい。

誕生祝

ライトアップされた切り花のソメイヨシノ


 つれあいの誕生日祝に、これまでCOVID-19以来我慢してきた友達の鮨屋へいった。その間、すしといったらスーパーのパックか、回転すしのテイクアウトで我慢してきた。ちょっとお酒を舐めながらつまむのはそりゃ美味しい。
 驚いたのは次から次に入ってくるお客が外国人観光客ばかりだったことだ。オイ、いつから英語で注文を受けるようになったんだよ、と思ったらネタの英語を印刷したものを持っていて、それを指さしては握っていた。



 帰り道に観光客が来る界隈を歩いてきたら、見かける鮨屋も、もんじゃ屋も、鯛焼き屋もみんな外国人観光客ばかりだった。日本の飲食は、といっては大げさだろうけれど、少なくともこの界隈の食い物屋はどうやら外国人の観光客で成り立っているのかも知れない。つまり日本人はもうそんな値段の店には入れなくなってしまった、ということなんじゃないのか。とあるコンビニで270円のソフトクリームを買って食べながら帰ってきた。これだって米ドルに換算したら、わずか1.75ドルくらいじゃないか。東京もとっくにニセコ化しているんじゃないか。