ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

生出演

 昨日のフジテレビ「スタメン」には石原親ばか都知事が生出演。大阪の橋下弁護士が若輩ながらおっさんに豪速球を投げる。「法に触れないことは分かっています、分かっていますが如何なものかと思う」と、甚だ立派。阿川佐和子も「李下に冠を正さず」と真っ正面から。これにひき換え養老先生の、まぁ歯切れの悪いこと、悪いこと。「私も国家公務員を長いことをやりましたが、その後の稼ぎと公務員時代の稼ぎでは遥かにその後の方が多いくらい。この方はこんな役割についておられなかったらいくら稼げるか分からないくらいの方で、それを・・・」って、先生、それと今回の話とは全然別物じゃないですか。それにむしろあのおっさんがそっちに専念してくれるのであれば、その方がなんぼか都民のためにはなりそうな気がする。いずれにしても次の選挙で都民がどこまでバカなのか、それとも倫理観のかけらでもまだ保持されているのかが分かるわけである。それにしてもおっさんのふてくされた顔を見ているとこんな奴に東京都政なんてものを任せていて良いわきゃないなと、思う。

倫理観

 倫理観の何とかかんとかといえば、60歳をとうに過ぎて何年も議員宿舎で大阪北のきれいどころ(日刊ゲンダイ2006年12月14日)と同棲生活を送っていたようなおやじに税金のなんたるかを語って頂かなくてはならないような市民でいる自分自身が情けない。大阪大学の教授なんていうことになるとそんなことがまずいんじゃないだろうかとちょっとでも思わなくなるんだなぁ。それにしても役得で入れて貰ったとしても周りも周りである。その程度のことをごまかすなんて情けなくならないものだろうか。「中川秀直幹事長は記者会見で「国民に税負担を求める立場は公正さについて信頼感が大切だ」(NIKKEI.NET 061216 07:01)」と仰られたそうだ。よりによってあなたにそんなことはいわれたくない。

 細野氏の不倫報道について中川氏は「議員という公人であるからには、(公私問わず、批判を受けるのは)仕方がないことだ」と言葉を慎重に選びながら語った。「そりゃ、私も思うところはありますよ。私だって昔、(スキャンダルが)あったしね…」と中川氏は遠くを見つめながら語りだした。2000年7月に森喜朗元首相時代に官房長官に抜てきされる。だが、同年10月、愛人を広島県内の自宅寝室に招いた写真が週刊誌で報道された。(2006年9月30日06時01分 スポーツ報知)

ご自分はお忘れなのかと思ったらそうでもないようで、人のスキャンダルの時は平気でコメントできちまうようである。
 ばれてしまうと与党幹事は自分のことを棚に上げて冷たい。突き放した雰囲気が見られる。それは多分官僚が選んで税制調査会に任命しているという責任感の希薄な部分があるからだろう。それに、何よりもこうしてこの一件で騒ぎになることによって、教育基本法の変更、防衛庁の省格上げ予算執行容易化法案の成立が霞むようにできているんじゃないのかね。多分、石原親子も援護射撃中なのかも。大体地方自治体のひとつである都が若手芸術家の育成を一身に担わなくたって良いんじゃないかと思うんだが。

散歩

 友人が立ち上げようとしている非営利特殊法人の発起人に入って欲しいといわれたので、住民票を取りに行く。これまでよくいっていた区役所の出張所に行くと、もうここではその手のサービスはやっていないから他に行ってくれという。しょうがないから500m程離れた他の出張所に向かうが、その間に人混みの塊があって、まっすぐ行くとどうしてもそこを通る。しかも、もう一つの出張所のあり場所はいまいち確かじゃない。人混みを乗り越えて行くと、向かいからお巡りさん4人が一列に並んでやってくる。交番勤務の交替だろう。この先に警察署がある。その一群に誰とはなく通りの反対側から声をかける。「すみませぇ〜ん!この辺に出張所がありましたよね!?」「その先を曲がって左です」さすがによく知っている。古本市に行こうかと思ったけれど、前回入手の29冊の始末をしていないことが引っかかっていて、止めることにする。ついでにネットで申し込んである来月の芝居の切符を取りに行く。三階席、ひとり2000円也。

ラジオといえば

 フジ・産経グループのニッポン放送の早朝ワイド生番組「モリタク・垣花の朝は一番乗り」があの局としては批判精神に満ちあふれていて面白いと書いたけれど、ラジオ局というのはどこかのセクションの人が24時間監視していたりするんだろうか。TBSでいえば午後の「ストリーム」や荒川強啓の「デイ・キャッチ」なんかは結構熾烈。ストリームでは吉田豪勝谷誠彦なんてのが出てくると局の中で大丈夫なの?と心配してあげちゃう。亀田三兄弟、あ、父親も入れると4人組か、のことなんてボロボロだし、渡辺純一(これじゃ昔の職場の同僚だよ)渡辺淳一のことなんて笑いものにしている。ところが午前中の大沢悠里の番組では今朝は「愛の流刑地」の渡辺純一渡辺淳一で、映画「愛の流刑地」の大宣伝である。「これを読むと(見ると)また恋愛がしたくなりますよ」だなんてやっている。次の番組であれだけぼろくそにいじられていることを考えると笑える。普通ラジオを聴く人は流しながら仕事をしている。すると局を変えたりはあまりしない。聴取者は大人だから黙って聴いているけれど、その辺の皆さんの正直な所を訊きたいものだ。
 本日の炊事当番はまたもや焼き餃子。本日のできは、多分これまでで最高。ニラを入れたことに理由があるのかな?