ほぼ足りてまだ欲 その先

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倫理観

 倫理観の何とかかんとかといえば、60歳をとうに過ぎて何年も議員宿舎で大阪北のきれいどころ(日刊ゲンダイ2006年12月14日)と同棲生活を送っていたようなおやじに税金のなんたるかを語って頂かなくてはならないような市民でいる自分自身が情けない。大阪大学の教授なんていうことになるとそんなことがまずいんじゃないだろうかとちょっとでも思わなくなるんだなぁ。それにしても役得で入れて貰ったとしても周りも周りである。その程度のことをごまかすなんて情けなくならないものだろうか。「中川秀直幹事長は記者会見で「国民に税負担を求める立場は公正さについて信頼感が大切だ」(NIKKEI.NET 061216 07:01)」と仰られたそうだ。よりによってあなたにそんなことはいわれたくない。

 細野氏の不倫報道について中川氏は「議員という公人であるからには、(公私問わず、批判を受けるのは)仕方がないことだ」と言葉を慎重に選びながら語った。「そりゃ、私も思うところはありますよ。私だって昔、(スキャンダルが)あったしね…」と中川氏は遠くを見つめながら語りだした。2000年7月に森喜朗元首相時代に官房長官に抜てきされる。だが、同年10月、愛人を広島県内の自宅寝室に招いた写真が週刊誌で報道された。(2006年9月30日06時01分 スポーツ報知)

ご自分はお忘れなのかと思ったらそうでもないようで、人のスキャンダルの時は平気でコメントできちまうようである。
 ばれてしまうと与党幹事は自分のことを棚に上げて冷たい。突き放した雰囲気が見られる。それは多分官僚が選んで税制調査会に任命しているという責任感の希薄な部分があるからだろう。それに、何よりもこうしてこの一件で騒ぎになることによって、教育基本法の変更、防衛庁の省格上げ予算執行容易化法案の成立が霞むようにできているんじゃないのかね。多分、石原親子も援護射撃中なのかも。大体地方自治体のひとつである都が若手芸術家の育成を一身に担わなくたって良いんじゃないかと思うんだが。