ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

nsw20722007-04-29

《写真:ホップじゃなくて、咲く前の白藤。でも似てない?足利フラワーパークで。》あれだけ歩いたおかげで右膝が痛くて歩けず。
 歌丸に勲章。噺家が喜んで勲章をもらうようじゃ、もうダメだ。
 法政大が早大・斉藤から初の得点。次に斉藤が無得点で押さえそうなのは立教大か。今日の神宮球場の観客数は3万を超えているという。斉藤のおかげで六大学野球連盟はここしばらく心配がない。
 井川、松坂の四球数は日本にいたときよりも多いのだろうか。そうだとするとそれはやっぱりボールの違いによるのだろうか。

 さすがに昨夜21時に寝てしまったものだから丑三つ時に目を覚まし、写真の整理を始める。なんと150枚もの写真を撮っていたが、例によってろくなものはない。この分ではまた朝方に眠りにつくことになりそうだ。なにしろ目覚めの仕方が良くない。1980年に携わっていた海外プロジェクトの国内チームに帰ってきて一緒に仕事をやらせて頂いた先輩が出てくる。ところがその方としている仕事というのがバブル末期にやっていた仕事で、もうほとんど私が興味を失っていた仕事だったのだけれど、それを真面目にやらないといってその先輩が私をお叱りになっておられるところなのである。昔から良く試験に遅れる夢を見るという方がおられるが、私はそんな夢はほとんど見ない。それほど学校で真剣に突き詰めた生活を送っていなかったということだろう。その代わりにそれを通り過ぎてから、きちんと勉強していなかった分、実際の仕事の上で、結構自分の能力のなさに苦しんでいたということなんじゃないだろうかと思ったりする。

放送業界の昔は面白そうだ

 明け方の「ラジオ深夜便」で五木寛之が話していた。様々なコマソンを作っていた時期があるというのだが、これを当時は「ジングル」と呼んだという。今では全く意味が違う。しかし、番組のテーマがコマソンだったということなのだろうか。♪日本盛はよいお酒ぇ〜がそうだという。日石カルテックス藤田元司都市対抗野球横浜市代表として初優勝した年にあの会社の応援歌を作ったのだそうで、そこから様々な会社の社歌や、校歌を作ったというのにも驚いたけれど、のぶ・ひろしというペンネームで構成作家をしていたというのも知らなかった。

小松政夫

 今日の「うちくる」は大好きな小松政夫だった。何度も何度もこれまでに植木等絡みの逸話は聞いてきたにも拘わらず、また同じ話で大笑いしてしまう。父親に象牙の箸の反対側で頭をカツゥ〜ンとやられてもこたえないで笑わす子どもは小生意気に思えてまたオヤジにやられる話は聞く度に自分のあのかわいげのなかったガキの頃を思い出して飯を喰う気が失せる。淀川長治の物まねの話も何度も聞いた。それでもまた笑う。最後に小松の本当の兄貴が出てきて生まれて初めての小松宛の手紙を読み上げる。この番組のここだけはいつも「お涙頂戴」で嫌いなものだからここに来るとチャンネルを変えるのが常。今日はチャンネルを変える気はないのだけれど、自分が泣けてしまってテレビから遠ざかる。若いときの苦労が報われる話は何度聞いてもこっちが嬉しくなる。人は経済的にも、名誉としても報われなかったとしても、実は確実にどこかで、何らかの形で報われていて欲しいものだ。小松政夫はどことなく胡散臭くても、成功しているところが羨ましいねぇ。酒の呑み方が尋常ではないと石倉三郎に言われていたけれど、さもありなん。それでも65歳まで来たものなぁ。もうあとほんのちょっとですぜ。

あったま、いいなぁ〜! 「労務管理を派遣会社に丸投げ」

 どこまで本当なのか検証できないけれど、Asahi.comが報じている日立製作所のこの方法は凄い。派遣社員を直接雇用の契約社員にする。これで労働者派遣法のカセをクリア。しかし、給料は派遣時代と全く同じ。労働条件も同じ。挙げ句の果てには「タイムカードの管理や教育訓練などを、同じ派遣会社が業務委託の形で引き続き担当。派遣会社の寮に住み続け、寮費は日立が賃金から天引きして派遣会社に渡していた。派遣会社名で健康診断の結果通知を受け取った人もいた(asahi.com 2007年04月29日17時36分)」というのだ。まぁ、そこまでやっていたとはいえ、こんな具合にばれてしまうこの脇の甘さはどうかと思うが。そしてこの3月末に契約期間満了で雇用関係に終止符。一体全体これまでの派遣雇用とどこが違うというのか。しかし、これは法的に制限を受けるか、といったらそんなことないんじゃないのか。
その証拠に日立製作所のコメントを見よ。

  • 「法に照らして適正にやっている。労働条件は転換時に説明したはず。委託しても最終責任は日立が持つので問題はない。契約打ち切りは4月以降の作業量見通しをふまえて決めた」

そして飽くまでも企業側に立つ行政のコメントを見よ。

  • 「派遣法が規定するのは直接雇用を申し込む義務。契約社員にしたり労務管理を業務委託したりしても違法とはいえない」

あべちゃんと「産む機械」大臣のコメントをこの際お伺いしたいものだと。「法に照らして適正にやっている」という雇用者側の発言は「ナントカ循環水」大臣と奇しくも同じなわけね。

卜部日記

 今朝のフジテレビ「報道2001」に自民党島村宜伸が出演。案の定卜部侍従日記が話題となり、「直接ご発言されなかった昭和天皇陛下の真意を測ることをせずに周囲の人間の記録をいたずらに公表するのは如何なものか」とご発言である。「ぼくわやねぇ」のおじさんは(こんな例えをしてわかる世代は少なくなってきているだろうが)「この記念すべき日である「昭和の日」を認識している人が少ない(え!?そんな日になっていたのか!みどりの日じゃなかったのか?)状況でこうして昭和天皇のことをこんな形で語ることが出来たのはとてもうれしい」と。
 朝日新聞の広告に卜部日記がこの5月8日から毎月1巻ずつ刊行されると告知されている。四六判上製クロス装箱入りで各6510円という値段である。全5巻で3万2550円ということになる。私が手にすることが出来るようになるであろう文庫版、あるいは選書程度になるのはあと何年ほど待てばよいのだろうか。それまで頑張らなくてはならない。

「東京は傲慢」

 不良小説家知事が「東京の傲慢(ごうまん)は復活した」と宮崎県知事が自分のHPに書いたことにいたくご立腹だという記事が出ていた((2007年4月28日06時00分 スポーツ報知))。やっぱり人間本当のことをいわれると気持ちのもって行き場がなくなるのだ。「「舌足らずじゃなしに、言うことがあるならオレの目の前に来て言え。面と向かって。別にそこでケンカするわけじゃないけど」と“直接対決”を要求」と書いてある。どこまでも品のない知事を選択したもんだ。