ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

日曜日朝のテレビ

 報道2001(フジテレビ)に若林農林水産大臣が出てきて食品偽装の話題で「審議会で議論」ということを云った。もうそろそろ各省庁が主催する審議会方式について考え直すべきなのではないだろうか。
 安倍政権下でのヒヤリングがあからさまにやらせ公聴会であったこととまさに軸を同じにした価値観でしかないが、「審議会」は霞ヶ関が主導する方向へそのまま誘導するための仕組みだということがバレバレになってしまっていることを知りながらフェアな、公正なる議論であるかの如き振りをするのはもうやめるべきだろう。マスコミも、もう永田町、霞ヶ関に媚びて知らん振りをするのは止めようじゃないか。学識経験者という肩書きの御用学者の学識をきちんと論破するべきだろう。
 グッドウィル、NOVAの問題を取り上げた時点で竹中平蔵にコメントを求めると、なんと彼は「企業のモラルが問われますね。それにも増して規制する側に問題がありますね」といけしゃぁしゃぁとコメントした。こんな事態に陥れた労働者派遣法の改悪に力を貸したのはいったい誰だったというのか。これを昔は「マッチ・ポンプ」といったんじゃなかったかと、そんな気がする。
 NHKの「日曜討論」やテレビ朝日の「サンデープロジェクト」を渡り歩いた高村外務大臣や、町村、額賀、伊吹がふんぞり返った風を必死に保とうとして語るのを見ていると、もう彼らの、そして自由民主党という政党の賞味期限は明らかに過ぎてしまっているんだなぁと感じる。もうそんなに空理論を振り回して辻褄合わせに汲々とするのは止めたらどうだろう。アメリカの政権があと半年の間に闇雲にはね回ることに振り回されることを阻止できるのはいったい誰なんだろう。

あと270枚

 写真の整理は徐々に進み、残りはあと270枚程度になった。はっきりいって飽きてきた。こりゃ面白い視点だなぁと思うのは本当に一握りであとはただ単に記録のために撮ったかの如しで、作業に飽きる。こうしてみるとただ単なるデーターの打ち込みというのは本当に飽きるものなのだろう。だから社会保険庁のデーターもいい加減なものがごまんと(いやいや500万だっけ?)転がっているということか、というのはおかしいか。
 久しぶりに行った米国はさぞかし煙草を吸う人にとっては暮らしにくいことになっているんだろうと思っていたのだけれど、それが意外にあちこちで煙草を吸っている人がいる。大都会なんかに行ってしまうと平気で煙草を吸いながら歩いている人がいたりするし、今でも通りかかりの貧しそうな人が「Do you have a smoke ?」なんて聴いていて、なんだ40年前とあんまり変わらないじゃないかと思ったりもした。勿論その絶対数はかつてに比べたら遥かに少ない。そしてかつて見なかったものを発見。これはグランド・キャニオンのSouth RimのMather Point (motherのスペルミスではない)に日の出を見に行った時にたまたま撮影したもので、これに似たものが街中にもおいてあるのをほうぼうで見かけた。登録商標の様だけれど、これは「Smoker's Oasis」と書いてある。
 そういえば日の出で想い出したのだけれど、これを見に集まる人たちの半分くらいは日本人で、その人たちはしきりに太陽が出てくる瞬間を写真に撮ろうと皆さんカメラを構えている。実は面白いのは陽の当たり方で次々に照らし出されてくるあっちの岩やこっちの岩の色模様の変わっていく様だという。なるほどこれまた国民性なんだろうか。[冒頭の写真はその日の出を見た帰り道の自分の影。どこまで伸びて行っているってんだろう。]