写真の整理は徐々に進み、残りはあと270枚程度になった。はっきりいって飽きてきた。こりゃ面白い視点だなぁと思うのは本当に一握りであとはただ単に記録のために撮ったかの如しで、作業に飽きる。こうしてみるとただ単なるデーターの打ち込みというのは本当に飽きるものなのだろう。だから社会保険庁のデーターもいい加減なものがごまんと(いやいや500万だっけ?)転がっているということか、というのはおかしいか。
久しぶりに行った米国はさぞかし煙草を吸う人にとっては暮らしにくいことになっているんだろうと思っていたのだけれど、それが意外にあちこちで煙草を吸っている人がいる。大都会なんかに行ってしまうと平気で煙草を吸いながら歩いている人がいたりするし、今でも通りかかりの貧しそうな人が「Do you have a smoke ?」なんて聴いていて、なんだ40年前とあんまり変わらないじゃないかと思ったりもした。勿論その絶対数はかつてに比べたら遥かに少ない。そしてかつて見なかったものを発見。これはグランド・キャニオンのSouth RimのMather Point (motherのスペルミスではない)に日の出を見に行った時にたまたま撮影したもので、これに似たものが街中にもおいてあるのをほうぼうで見かけた。登録商標の様だけれど、これは「Smoker's Oasis」と書いてある。
そういえば日の出で想い出したのだけれど、これを見に集まる人たちの半分くらいは日本人で、その人たちはしきりに太陽が出てくる瞬間を写真に撮ろうと皆さんカメラを構えている。実は面白いのは陽の当たり方で次々に照らし出されてくるあっちの岩やこっちの岩の色模様の変わっていく様だという。なるほどこれまた国民性なんだろうか。[冒頭の写真はその日の出を見た帰り道の自分の影。どこまで伸びて行っているってんだろう。]