その価値観を揺るがせているのは一体誰なんだろう?同級生に斬りつけた小学校六年生の少女だろうか?都営住宅の踊り場から5歳の中国からやってきた男の子を突き落とした中学生の少女であろうか。
その周りにいる人たちが、それを崩してきたと云うことではないのか?人間が自ら犯した根元的な犯罪も、狡猾に人を騙す行為もそれを平気の平左で知らん顔して肯定して居直ろうとする、そんなひとつひとつが「まぁいいじゃねぇかよ」といって放り出している、そんな世の中は少しずつ、「まぁいいじゃねぇかよ」という世の中を肯定してくる。