どんよりとした天気だったけれど、かなり午後遅くになるまで雨は降ってこなかった。花見客にとっては予測がはずれ、その分楽しい時間とすることができたのだろう。連れ合いは予定通りお大尽のお花見に出かけていく。私はその鼻持ちならないお大尽が嫌で一切行ったことがない。連れ合いは奥さんが同級生だから行く。私は別に連れ合いの行動を縛るつもりはないから反対はしない。しかし、遊びに来ていた人たちは多くが二人連れだったそうで、帰ってくると「外国だったら連れ合いと一緒に来るんじゃないの」と云われたという。だったらいかなきゃ良いと云った。この一言がわだかまっていて夜はずっと気分が悪い。私は嫌いなところだからいかない。そこで云われたことを何回も聞かされたくない。それを繰り返す神経が分からない。急激に血圧が上がっていくのが分かる。