もう書いても詮無いことだけれども、やっぱり勝てないようにやってきてしまったってことかと。それにしてもオーストラリアのこの展開はどうだ。シドニーはきっと大騒ぎだったことだろう。クロアチアに引き分けることができたのは何よりも嬉しいことだっただろう。柔道の試合でブラジルが日本に対等に闘ったようなものではないだろうか。多分決勝トーナメントでは苦労するだろうけれど、32年ぶりのW杯はオーストラリアのサッカー界にとってとても大きな転換期となるかも知れない。シドニー・モーニング・ヘラルドの紙面には「Unbelievably, unforgettably」だとか「期待以上に！」といった言葉が踊っている。
それにしてもサッカーはサポーターの数じゃないんだね、今更ながら。人数だったらベストテンくらいに入らないかな、日本も。
中田英寿は本当にこれでナショナル・チームから引退か。だとするのであればかなりなレベルダウンは免れないだろうなぁ。
夕方、クロアチア対オーストラリアの試合を録画で見た。やっぱりサッカーというものは肉弾戦なんだなぁとしみじみ思った。体力あってなんぼって感じがする。走り回らなきゃやっぱり成立しないってことだろう。その点日本のサッカーを見ているとJリーグを含めてだけれども、「やわ」、「線が弱い」。はっきりいってしまうと「お嬢さん・サッカー」と目に映る。サッカーなんてやったことのないやつにはいわれたくない、といわれちゃうだろうな。それ、本当なり。私はサッカーなるものをやったことがない。
