昨日自民党の谷垣が「出馬」を宣言した。どう考えても現状では圧倒的に不利な状況にありながら、それでも将来的に消費税を10％に持っていかなければこの国の財政が成り立たないという自らの持論をまともに取り上げ、しかも他の誰もがいつまでも「誰も総裁戦に出るとはいってませんよ」と胸くその悪い、人を小馬鹿にした様な態度に終始する中、きっぱりと「宣言」するフェアネスにはむしろ気持ちがよい。どんどん自民党が公僕チーフの自分以外をバカにし続ける風潮の中に慢心する中で、どう考えてもこいつが来るんだろうと衆目の一致する、パニックになると何を口走るか分からない兄ちゃんを推していく雰囲気になっているらしい。どうせなら河野太郎にやらせたい。いや、もちろん自民党の財界が儲かることならなんでも、のスタンスは許していないが。
