ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

予備高校、その後

 どうとう、250380→399校を超えたと新聞には出ている報じられている。君たちのためにやってきたんだ、という意識が学校側には見え隠れしている。生徒にはなんの罪もない、ってのは本当か。現場を知らないからなんとも云えないけれど、本当に生徒や保護者にはなんの罪もないのか。みんながやってんだから良いんだろう、ばれる時はうちだけじゃない、そこら中みんなそうなんだからその時はその時だ、じゃないのか。地震が来て壊れるマンションが出た時にうちのも壊れたってなんにも問題にはならねぇよ、という論理とどこが違う?これまでの卒業生はどうなるんだ。卒業資格を満たしていないじゃないか。
 法を作れば、仕組みを作れば、あとはそれを守るか守らないかは個人の問題であって、行政の問題ではないというのが行政の日頃からのスタンスだから、この件も全く同じ。守らなかった高校が悪いのであって教育行政の問題ではない、というわけだ。あれっきりになっている公設秘書問題は、その後何か解決手段が執られたのか。社民党の辻元の問題以降全く話題にも上らないが、本当に各議員の秘書に今は問題はないのだろうか。喉元すぎれば熱さを忘れることになっているのではないだろうか。
 耐震偽装事件についても政権に関与が及ぶと見られれば、もう誰もそれを取り上げようとしないマスコミを見ていれば、世の中どんどん長いものに巻かれる方向に転がっていっているのは明白だ。この一件もこれ以上追求すると大変なことになると、わかった時点からきっとぱったり止まることになるだろう。高校の卒業要件を満たしていない大学生は本来的には大学生ではあってはならないし、そうした状況で既に大学を卒業して社会人となっている人達は最終学歴を本来的には中学卒とすることでなければ学歴詐称となるのではないのか。となると、誰もそこには触らないで行こうということになるのではないか。