ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

松岡利勝 

 いつまでも居直って「なにかのひとつ覚え」のように同じことを繰り返すのみで自分のついた「嘘」をそのままごり押しするのがこの政府のあり方なのだとすると、やはりこの政府が提示してくるものはどれもこれもこうした倫理観の上に成り立っていると云うことを日本国内のみならず、全世界に言い伝えていると云うことになる。その意味では戦後日本そのものの象徴的存在であることをやはり噛みしめることになる。歴代の大統領がその任期を終えるとことごとく罪に服するという国家も存在する。そうした国家に対して私たちは、そうした倫理観の元にある国家なんだな、と認識していく。私たちの国を見る人たちも、こうした様々なこの政府の倫理観を見てそうした国家であるんだなと認識していくわけだ。いくらあらゆる手段を弄してその場を乗り越えることができたとしても、それがどこまでこの国の価値観を高めることにつながるのかといえば、大きく後ろ向きに作用していることは揺るぎない。つまり、彼の立場を党利党略のみに立って後ろから支える内閣は、そのまま私たちの国の足を引っ張っている、ということである。「美しい」という概念からは遥かにかけ離れている。貶めることが「美しい」ことに寄与するというとでも云うのだろうか。